昨年、大阪の吉村知事がイソジンがコロナに有効と発表しました。当時イソジンが品切れになった事で、覚えている方も多いと思います。結局いろいろな学者が有効性はないと発表して落ち着いてしまいました。色々物議を醸しだしましたが、本当に人騒がせな話しということで片づけてしまって良かったのか、過去の事例を思い出して考えてみました🧐
噂話から始まった特効薬という事例は実際にいくつか存在します。代表的なものは天然痘です。ちなみに現在天然痘は人類が唯一撲滅したウイルス性感染症となっています🙋
18世紀後半、イギリスの医者であるジェンナーが天然痘のワクチンを開発しました👐これは牛痘にかかると天然痘にはかからないという農民の古くからの言い伝えから始まったものです。牛痘とは牛から感染するウイルス性の感染症ですが、症状は軽く非常に完治しやすいものです。噂話を元に牛痘のウイルスを少年に注射して6週間後、天然痘のウイルスを注射しました。その後、少年は天然痘を発症せず、天然痘のワクチンの開発となりました。その少年は、ジェンナーの息子という説がありますが、実際は使用人の息子だったようです💦
14世紀、ヨーロッパ全域ではペストが猛威を振るい、1億人の死者が出たと言われています。当時の医学では特効薬もなく、成す術がありませんでした。しかし、誰が言い始めたのか分かりませんが、ネズミが媒介しているのではないかという点にたどり着きネズミの駆除を行ったところ、ペストが次第に終息していきました🐭このように、噂話や言い伝えから、流行り病を終息させた例は少なくないようです。昔の人たちは知識や道具が少ない中でも、このような偉業を成し遂げ本当に凄いなと思いました🤗
現在は化学が発達していて科学的根拠がないと、認められない感じになっていると思います。感染経路を調べるのは大事ですが、逆に感染する可能性が極めて高い状況で感染しなかった人、例えば家族感染の中で唯一感染しなかった人、クラスターが発生した場所の関係者で発症しなかった人などの生活習慣や食生活、思考品を細かく調べていくと、もしかしたら共通点があるかもしれません。科学的根拠がなくても、その共通点がコロナ終息の手がかりになるかもしれません😃
これはちょっとと思う噂話しや言い伝えなど化学的根拠がないからと無視するのではなく、心の隅に残しておいて実践するような状況になったら、試してみるのもいいのではないでしょうか。もし効果があったら、色々な人に話してみてはいかがでしょうか。その話が更に大きな噂話となってコロナ終息へと繋がるかもしれません😉
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